美唄焼鳥の発祥

美唄の『モツ串』は、明治の開拓時代に、国がそれぞれの家につがいの鶏を支給したことから始まります。
開拓した人たちはそのつがいを大切に育て、増やし、特別なときに食べるごちそうとして、重宝していました。
一羽の鶏をあますところなく食べるにはどうしたら良いのか。

考えた末に生まれたのが、現在のモツ串のルーツだと言われています。

美唄焼き鳥(びばいやきとり)は、鶏肉と、鶏レバーや内卵、砂肝、心臓などの内臓および、タマネギを、一つの串に刺して焼く、北海道美唄市独特の焼き鳥。「美唄やきとり」とも表記される。

鳥の様々な部位とタマネギを、一つの串に刺して、焼いた焼き鳥で、美唄市の郷土料理とされている。塩・胡椒で味付けするのが一般的である。鶏の内臓を捨てずに大切に食べる明治時代の知恵が、美唄焼き鳥に生かされているとの文章もある。
美唄市の三船福太郎が、昭和30年代に飲食店「三船」で始めた。当時の美唄は炭鉱労働者が多く居住しており、それら労働者の食として人気となり、それがこの地方に定着した。なお、創始者の苗字を冠した「元祖美唄焼鳥 三船」では、その前の昭和のはじめより、三船福太郎が美唄焼き鳥を始めていたとしている。
美唄市だけでなく、札幌市やその他の地域にも、「美唄焼き鳥」の店が存在する。

「鶏の全てを無駄にせず使い切る」

美唄やきとりには「セイ肉串」と「モツ串」の「2種類」の串があり、

「塩と胡椒」のみのシンプルな味付けで、鶏肉のおいしさを最大限に楽しんでいただけます。

◆「セイ肉串」・・・・・・ セイ肉(鶏の胸肉)を一串に刺し、備長炭で柔らかく焼き上げています。

◆「モツ串」・・・・・・ 頭には「もも肉」、真中に「内蔵」(きんかん、肝臓、ハツ、砂肝、玉道 等)

根元には「皮」を刺した、美唄特有のやきとりです。

そして、 もうひとつ美唄やきとりの大きな特徴は、各部位の間に刺さった

「北海道産タマネギ」です。

甘みがありサクサクとした食感は美唄やきとりのおいしさを倍増してくれます。

特集「決定版 美唄焼き鳥ガイド」はこちら

元祖美唄焼鳥 《三船》 東札幌店
北海道札幌市白石区東札幌2条3丁目9-2
Phone : 011-816-8881

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